2010年10月31日

昨夜遅くから、今日にかけて、アクセス数が急上昇。

 昨日アップした、近い将来の日本を予測したエントリーだが、hatenaブックマークされたりもしたこともあるとは言え、ブックマークして下さっている読者の方のアクセスがすごく、通常の4倍以上のアクセスが集まっている。

 私はアクセス数至上主義者ではないし、ランキングにも参加していないので、事実上、再開から1ヶ月そこそこのこのブログに、こんなに多くの方が、ブックマークして下さっていた事に、驚くとともに、篤く御礼申し上げたい。

 しかし、昨日のエントリー自体は、個人的には、さほど珍しい意見ではないと思う。有名なブロガーである、kojitaken氏からも、「小沢の復権は無いでしょう」というコメントをいただいているし、あくまでも、現状、感じたままの未来予測に過ぎないし、緻密に考えたものでもない。

 それが、hatenaブックマークをいくつももらったり、内容を知らないはずの読者が、こんなにも読みに来てくださるとは思わなかった。 これは、今後はもっと気を引き締めて記事を書かねばならないと、自戒の念を新たにする。

 他方、なぜ、「近い未来の日本の予測」という記事にアクセスが集まったのか、愚考してみた。

 日本は、バブル前までの、途中不況もありはしたが、ほとんどは右肩上がりで発展してきた経済が、世界全体のパイの大きさの限界や、日本企業のそれまでの欧米の模倣という手段では、景気上昇局面が得られなくなっている今、日本人の多くは、「将来」に不安を感じているからではないかと思う。

 「不安の時代」、「先の読めない時代」。これまでも、各所で、このような言葉が使われては来たが、多くは、物事を一面的な見方のみで分析していたり、「自己責任」を唱えて、国家の果たすべき役割を放棄した、小泉以降の「小さな政府・政治=新自由主義」の下で、何に依拠してよいかわからず、将来に不安を感じている人が多いのであろう。

 このブログでよく批判している、小沢信者というのも、「小沢先生なら何とかしてくださる」という、あいまいな期待を、単に自民党幹事長時代に経団連から100億円をゆすり取ったときに着いたあだ名の「剛腕」という言葉に、何かを期待して、盲目的に支持しているものと思う。
 そうでないというのなら、今までにも述べてきたように、小沢支持の具体的な理由を明示してほしいものだ。

 しかし、単に、小沢崇拝を批判するだけでは、真っ当な言論とはいえまい。
 やはり、その根本にある、「将来への不安」、「何かに依拠したいという弱い心」について、もっと真摯な検討をしなければならないだろう。
 これも繰り返しになるが、経済的閉塞感の後にやってくるのは、盲目的個人崇拝の衆愚に基づく、独裁政治だ。 これだけは避けねばならない。

 昨日の記事で、危機感を持っていただきたかったのは、民主党が自民党化しつつある現状と、この2政党が大連立をすれば、改憲が可能になるという事実である。

 もとより私は、一応護憲派ではあるが、今の憲法を盲目的に墨守することがよいとは考えていない。
 しかし、単なる政治家の権力漁りのために、現行憲法が「改悪」されることには強く反対したい。
 今後も、勉強をしながら、不定期更新ではあるが、エントリーを上げ続けたい。

 なお、景気が悪い、悪い、というが、企業業績は回復傾向にある。現在踊り場といわれているが、それは世界的な金融不安に端を発したもので、製造業や材料などの「実業」自体は、健全なのである。

 しかし、その企業の好業績が、国民にきちんと再配分されないシステムを、中曽根以降の自民党が作り、小泉が止めを刺した。もちろんそれに怒った、多くの国民が、自民党の長期政権を終わらせ、政権交代をもたらしたのである。ただ問題は、民主党が、一部旧・民社党系の堕落した議員たちを除けば、自民党の議員よりはまじめに取り組んでいるはずの改革が、なかなか進まず、もっとも喫緊の課題である、雇用の問題が立ち遅れていることと、景気の先行きが見えないことが、不安の元であろう。生活実感もそれに拍車をかけているものと思う。

 私は、今、ここで、改めて、社民主義に基づく、高福祉・高負担。またはベーシックインカム導入による、貧困の解消ということを目指して、記事を書き続けて行きたい。
 今後、読者の皆さんの期待に沿えるエントリーを書けるよう、努力していく。

以上
posted by ジャッカル at 13:05| Comment(1) | TrackBack(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月30日

近い将来の日本の最悪の様子を想像してみた。

 ここのところずっと感じているのが、日本社会の閉塞感のいっそうの強まりだ。いろいろなことが、悪いほうに向かい、それに対し、政府も企業も国民も、何の対処もできないでいる。それどころか、悪いのは××のせいだ!みたいな悪者探しばかりしていて、責任逃れに終始している感じだ。

 この調子では、ひょっとするとなるかもしれない、日本の政治・社会の最悪の様相を想像してみた。比較的近い(3年後の衆院戦前後かも)と思う。

 まず、自民党べったりのマスコミと、植草真理教狂信者たちによる、根拠は無いが声だけは大きい、菅政権批判が続く。彼らは何も対応策を出さず、ヒステリックに非難だけを続ける。
 しかし、声の大きいものの影響力というのは確かにあって、菅首相に限らず、民主党政権は今のままではジリ貧になっていくであろう。

 そして、菅もしくはその他の誰か。特に裁判が終わった後の小沢が復活してきたりしたら、政権の凋落を打開し、権力の座にしがみつくために、自民党との大連立を行うと思う。
 その際の接着剤は、憲法改定だ。

 改憲の柱は、主に2つで、1つは小沢の主張である、9条は変えないが、国連のPKFなどには積極参加する、というもの。もうひとつは、自民党の改憲素案にあった、権利の条項を増やすように見せかけて、実は基本的人権全体に大きな制約を課すというやり方である。国民投票で否決しない限り、国会ではこれらは通ってしまうだろう。

 そして、権力の座を固めた民主・自民両党は、いっそうの権力がために、比例代表区を無くし、全面小選挙区として、少数政党を抹殺するだろう。

 あとは、中国との軍拡競争に狂奔し始めて、やがては、日本はかつて来た滅びへの道を転がり落ちていくだろう。対米自立を叫ぶ、小沢信者たちが熱狂的に支持するのではないか?

 これが、当面の最悪の仮定だ。
 だが、かなりありうると思う。特に小沢が復権したら、大連立の可能性は大きくなる。

 これを、防ぐ気が本当にあるのなら、民主党政権は、前回のエントリーのような施策をスピード感をもって行わなければならないだろう。
posted by ジャッカル at 01:51| Comment(3) | TrackBack(4) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月28日

民主党は、天下りや世襲禁止の法制化を急げ

 ことは、表題にある2項目だけではない。菅政権が何もしていないと、マスコミからたたかれるのも、鳩山前首相以来、実績に欠けると思われているからだ。また、それは事実でもある。

 EFTAやTTPの問題も重要だが、こちらは逆にあまりにも拙速ではないか?農業振興策などとあわせての導入で無いと、結局輸出製造業を潤すだけで、日本の農業が壊滅しかねないのは事実だ。

 民主党は今こそ、「天下りの全面禁止」、「国会議員世襲の制限」、「検察・警察の取調べの可視化」など、政権奪取前に主張していた政策を、いち早く法制化すべきだ。
 それは、必要であるだけでなく、国民が民主党政権の評価にためらっている原因でもある。最近の、企業・団体献金の容認は、著しい公約違反だ。

 思うに、実際に政権を取ってみると、高級官僚の力が想像以上に強く、また官僚の力を借りねば、国政の運営がままなならない、という現実に直面し、さらに、普天間問題で、鳩山の足を引っ張る外務官僚などの力を眼にして、萎縮しているのかと思う。
 しかし、この状態でもたもたしているから、「公務員の給与削減」しか言えない、アジェンダ政党が聞いてあきれる「みんなの党」などに、人気を奪われるのだ。

 天下りの禁止とは別に、公務員の給与・昇進制度に、能力・実績給与を導入したり、高級官僚の人事権を政治家が握るなど、高級官僚に言うことを聞かせる方法はほかにもあろう。

 とにかく、菅政権には、実績が必要である。そのためには上記のような法律の制定と、それに関する、付帯する各種の施策を同時に打っていく必要があろう。

 官僚がすべて悪いという、「ミラーマン」こと植草真理教やら、みんなの党のような、俗悪なポピュリズムを廃し、まず、政治をきちんとできる環境を作るべきであろう。
 今の民主党は徐々に自民党化しつつあるように見える。公務員制度改革などに、決断をしてこその、政権交代効果であろう。
posted by ジャッカル at 11:09| Comment(0) | TrackBack(1) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月26日

小沢氏は、国会招致に応じるべきだ。

 今日は別に小沢氏支持云々を語るつもりは無い。純粋に、早く景気刺激のための補正予算を成立させ、その後更なる施策を打っていくためには、小沢氏は、自ら進んで、国会招致(政治倫理審査会、証人喚問)に応じることを表明するべきだ。

 検察審査会の決定によって強制起訴されることになったのだが、潔白を主張して全面的に争うという以上、国会に招致されても、何の問題も無いはずだ。
 もちろん、ことは既に司法の手に委ねられたのだから、わざわざ国会で弁明する必要は無いという意見も成り立つ。

 しかし、自民党と結びついているマスコミは、やはり、国会招致を拒む小沢を、「説明責任を果たしていない」と攻め立てるだろう。これは、小沢氏にとっても民主党にとってもよろしくは無い。

 私は、民主党積極支持者ではないが、自民党は全面的に否定したい。
 だから、ここで、自民党にポイントを稼がせるよりは、堂々と振舞って、国会招致に応じることが、国民の目にも、従来の自民党との違いが際立つことだろう。

 権力に恋々として、傲岸な姿勢を崩さないのだとすれば、小沢はやはり世襲議員で、生意気なやつだ、といわれるだけである。
posted by ジャッカル at 05:26| Comment(1) | TrackBack(5) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月24日

「植草真理教」、「小沢絶対神崇拝」批判の理由。

 もうこの話題に触れるつもりは無かったが、依然として「小沢信者」の声がかまびすしい。
 また、保坂展人前衆議院議員や一部法曹関係者も指摘のとおり、確かに小泉がいい加減なやり方で行った「司法改革」における検察審査会のあり方については議論は必要だろう。

 ここで私が、「植草真理教」と揶揄し、「小沢絶対神崇拝」の狂信者、と侮蔑する連中というのは、上記の真っ当な、制度・手続き批判とはまったく違う。時に他人のブログを剽窃して、真っ当な意見のようなことを言う連中もいるが、根底がさかさまで、検察および検察審査会のありようが問題だから批判をしているのではなく、ただひたすら「小沢信仰」の余り、検察をそしてひいては菅政権をののしり続けている連中を、私は批判し侮蔑しているのである。

 まず2点問題がある。
 私が「小沢信者」に何度も問うて、一度も答えが得られなかったことがある。

 第一に、なぜ「小沢先生なら何とかしてくださる」という、民主党代表戦のときに、一部国会議員たちも使ったあいまいな期待を、小沢に抱くのか?もっと平易に言えば、小沢を政治家として支持する理由、およびその政策は何か?という問いに、答えが得られたことは無かった。
 これは不思議である。支持する理由が無い。「剛腕」だから、っというのは、思考放棄に等しいし、以前にも述べた、閉塞感の中の英雄待望であり、危険な衆愚主義に堕する危険がある。

 次に、ここが植草一秀の主張を、「植草真理教」と私が言う点なのだが、彼の言う、「悪徳ペンタゴン」なるものの存在の証明は、植草自身、一度として行ってこなかった。であるがゆえに、副島隆彦のような「陰謀論者」と組み、「巨大な力によって、証拠は出せないが、実は大いなる陰謀があるのだ。」という、トンでもな言い分で、小沢支持(上述の正当な支持の理由がある人が支持するのはかまわないが)を強弁すること、およびそのアンチテーゼとして、菅政権批判を行うのは、まったく筋違いだということである。

 私とて、世の中に大小の陰謀はあろうと思う。陰謀ではなく、実際に逮捕・立件された事件としては官僚が談合の差配をし、政治家への便宜供与の一端を担っていた事実があろう。
 また、土建業界と政治家の関係で、金と票がバーターでやり取りされ、そして土建業界に工事を落札させるために官僚が談合を差配するというのは、「政官財の鉄のトライアングル」と呼ばれ、植草が陳腐な類義語を作る前から使用されていた言葉である。土建業界に限らないが。

 陰謀や癒着があるとしても、植草の根本的な誤りは、特に官僚とマスコミが、菅政権によって支配されているという、何の証拠も根拠も無い主張である。

 新聞、雑誌メディア(私はあまりテレビを見ないので)を見てみると、マスコミは、菅政権をもたたいている。小沢だろうが菅だろうが、民主党にかかわることをたたき続けている。
 確かにマスコミ、というよりジャーナリズムには、権力の暴走や腐敗を抑えるための機能が期待されているが、実際にはそれは果たされていないようだ。
 そして、今、マスコミが必死に叩いているのは、「民主党」であり、その目的は、自民党の政権返り咲きにより、自分たちが築いてきた自民党との関係を維持し、利権がほしいというものだろう。

 それに気づかず(ということは、植草およびその信者たちは、「マスゴミ」は汚らしいので読まないのだろうか?)、菅政権とマスコミが癒着していると主張する植草とその信者は、馬鹿か狂信者のどちらかであろう。
 そして、ついこの前まで自分たちが叩いていた自民党と、同じロジック、同じ材料を持って菅政権を叩いているのが、本末転倒で馬鹿に見えて仕方が無い。もはや自民党の応援団と化している。

 関西の年配の女性が運営しているらしい、植草真理教狂信者のブログでは、あろうことか、彼らが「マスゴミ」「ゴミウリ」と罵ってはばからない、「読売新聞」の記事を使って、菅政権批判を展開していたことさえある。

 結局、上記狂信者たちは、人気ブログの植草ブログに依拠して安直に記事を書き、ブログアクセスをあげて自己満足に浸っているに過ぎない。
 しかし、それは俗悪マスコミ並みにたちの悪い、真っ当な政治論議をかすませてしまう、劣悪な情報の垂れ流しに過ぎないと、私は思う。

 植草ブログがブログランキングの上位にいるのは、その主張がまっとうだからでは無いだろう。まともなブログが上位に行くなら、なぜブログランキングの上位は、低劣なレイシズムに満ちた右翼ブログに占められているのか?
 試みに、「ブログアクセス ランキング アップ」のキーワードで検索してみると良い。依頼されてブログランキングを上げる有料サービスが出てくるはずだ。
 また、そのような手を使っていないにしても、頻繁に更新し、汚い言葉や断定口調で扇情的に書かれたブログというのはアクセスが伸びる傾向がある。

 今後、事実関係を追う以外では、この問題を取り上げない。
 真っ当な小沢氏支持の人はそれでよいが、上記のような劣悪な連中に巻き込まれないことだ。

 以上
posted by ジャッカル at 10:15| Comment(2) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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