2010年10月08日

「自民党」的な政治は、滅ぼされなければならない。

 「滅ぼす」っという表題は少し過激ですが、要は、自民党「的」な、50年以上続いた、ある意味では明治以来続いている、右派保守主義は、現代社会と、国民の幸福になんら寄与しないので、消えて行ってもらいたい。と言う意味です。

 自民党が、故・金丸信たちの経世会の時代に、腐敗と栄華の頂点に立ったのは事実です。当時は、中曽根の規制緩和の大合唱の後、土地規制が緩み、土地本位制によるバブルが発生し、それが株やらゴルフ会員権などに派生して、狂乱バブルになった時代です。
 この頃以前からもそうだったのでしょうが、自民党の特に世襲議員たちは、自分たちの私利私欲のために政治を行い、選挙区への利益誘導により票を買い、選挙に勝ってきたのが実態でした。

 しかし、経済に無限拡大が無い以上、バブルははじけます。こうなると、自民党型の利益誘導政治では経済は成長できず、日本は「空白の20年」を迎えるようになりました。

 さらに、その閉そくしかかった状況で、「自民党をぶっ壊す」と叫んだコイズミが人気を得て5年間にわたり首相をしますが、彼もしょせんは世襲の利権政治家であり、それまでの「経世会」支配と違ったのは、地方の土地や土建利権で私利を満たすのではなく、いわゆる「都市型利権」で、経団連らの大企業と結び付き、大企業だけが儲けると言う図式の中で、政治資金規正法以外のアンダーグラウンドな金を得て、私腹を肥やしたものと私は考えています。

 このコイズミの、「新自由主義」(強い物が勝つのが当たり前。負けるのは自分が弱いので自己責任。)っという主義は、現実社会では、世襲や相続により、スタートラインが有利な地位にある人々や大企業に有利で、日本社会の格差は広がり、自殺者が世界的にも高い水準となると言う、悲惨な結果をもたらしました。

 要するに私は、「経世会」型であろうと、コイズミ型新自由主義であろうと、その根本に、日本のため、社会のため、国民のためと言う目的が無く、自分、およびその取り巻きの私利私欲のために政治をしてきた勢力には、日本の政治から消えてほしいと思っているのです。

 日本では、明治以来、政治が金がらみで腐敗しているのが当たり前と言う風潮がありました。
 ある意味、それ以前からで、江戸時代に、「役人の 子はにぎにぎを 良く覚え」と言う、わいろ政治を風刺した川柳がありますし、『「商」のはじまりは中国にあり。』と言うことわざがある中国が、現在も地方政府の腐敗や、共産党員のエコひいきなどで運営されている以上、「腐敗政治」は、人間社会から抜きがたい物であるとも言えます。
 それは、人間には、「欲」があり、また財産を子供たちに譲りたいと言う、血族的本能もあるからでしょう。

 しかし、それが問題をもたらしていることは事実なので、この事態に対して、対策を講じる必要があるでしょう。
 昔、共産主義では、上記のような欲得づくの、人間性に基づく政治を変えるために、「人民の覚醒を待つ」と言ったものですが、すべての人間が理性的覚醒などできるはずも無く、腐敗・利権政治を無くしていくためには、ある程度はそれに気付いた人々の手によって、制度的な腐敗防止の対策を講じるべきでしょう。

 具体的には、既に民主党がマニュフェストで謳いながら、なかなか実現しようとしない、「政治家の世襲の禁止」と、「高級官僚の天下りの厳禁」の2点が、まず手をつけるべきことです。
 次いで、企業に対しては、「社会貢献税」(仮称)を課し、大もうけをしたなら、その何%かを、税として国に納め、その税は、インフラ整備や福祉目的税と限定するのが理想です。もちろん、儲からなかったら払わなくてもいいのですから、別に不平等ではありません。

 上記のように、すぐに手をつけられる、制度的な、腐敗防止の対策はあるのです。100%完全ではありませんが、いくらかの効果はあるでしょう。
 このようにして、現在の憲法における自由・平等主義に、若干の修正を加えた、社会民主主義が私の理想とする政治です。

 自由と平等は、極めて重要な権利ですが、社会的不公正によりそれが妨げられ、格差が拡大し、教育の機会均等が名目倒れになってしまっている今、政治の力により、制度として悪平等や、身勝手な自由を制限する必要があると考えます。

 その意味で、現在の菅政権は、「現実主義」と称して官僚との歩み寄りを図る前に、まず、上記の3つの制度を具体的に法として成立させ、そのうえで、それでも仕事に精励する官僚とは、仲良くすればよいのだと思います。

 なお、表題で、「自民党」的、っと書いたのは、他の党にも自民党と同じ体質の党もあるし、議員もいるからです。小沢元民主党代表も世襲議員ですし、今はどうかわかりませんが、経世会の七奉行と呼ばれた人物です。鳩山前首相も、桂小五郎の五世の孫で、母親はブリジストンの創業者の一族です。
 コイズミ時代の経団連会長の御手洗も、創業者一族(確か複数いる創業者グループの中の1人の息子の甥だったかと)です。

 こういう人々が、行ってきた政治の結果は、今の日本の惨状にあらわれています。

 今日は個人的見解を述べました。全てが正しいとは言いませんが、少なくとも今までよりは社会が良くなると信じています。

 以上。
posted by ジャッカル at 10:30| Comment(1) | TrackBack(6) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お初です。
非国民さんとこから来ました。

同じ考えの人がいるって嬉しいですね
Posted by nakayosi at 2010年10月17日 10:50
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