2010年10月24日

「植草真理教」、「小沢絶対神崇拝」批判の理由。

 もうこの話題に触れるつもりは無かったが、依然として「小沢信者」の声がかまびすしい。
 また、保坂展人前衆議院議員や一部法曹関係者も指摘のとおり、確かに小泉がいい加減なやり方で行った「司法改革」における検察審査会のあり方については議論は必要だろう。

 ここで私が、「植草真理教」と揶揄し、「小沢絶対神崇拝」の狂信者、と侮蔑する連中というのは、上記の真っ当な、制度・手続き批判とはまったく違う。時に他人のブログを剽窃して、真っ当な意見のようなことを言う連中もいるが、根底がさかさまで、検察および検察審査会のありようが問題だから批判をしているのではなく、ただひたすら「小沢信仰」の余り、検察をそしてひいては菅政権をののしり続けている連中を、私は批判し侮蔑しているのである。

 まず2点問題がある。
 私が「小沢信者」に何度も問うて、一度も答えが得られなかったことがある。

 第一に、なぜ「小沢先生なら何とかしてくださる」という、民主党代表戦のときに、一部国会議員たちも使ったあいまいな期待を、小沢に抱くのか?もっと平易に言えば、小沢を政治家として支持する理由、およびその政策は何か?という問いに、答えが得られたことは無かった。
 これは不思議である。支持する理由が無い。「剛腕」だから、っというのは、思考放棄に等しいし、以前にも述べた、閉塞感の中の英雄待望であり、危険な衆愚主義に堕する危険がある。

 次に、ここが植草一秀の主張を、「植草真理教」と私が言う点なのだが、彼の言う、「悪徳ペンタゴン」なるものの存在の証明は、植草自身、一度として行ってこなかった。であるがゆえに、副島隆彦のような「陰謀論者」と組み、「巨大な力によって、証拠は出せないが、実は大いなる陰謀があるのだ。」という、トンでもな言い分で、小沢支持(上述の正当な支持の理由がある人が支持するのはかまわないが)を強弁すること、およびそのアンチテーゼとして、菅政権批判を行うのは、まったく筋違いだということである。

 私とて、世の中に大小の陰謀はあろうと思う。陰謀ではなく、実際に逮捕・立件された事件としては官僚が談合の差配をし、政治家への便宜供与の一端を担っていた事実があろう。
 また、土建業界と政治家の関係で、金と票がバーターでやり取りされ、そして土建業界に工事を落札させるために官僚が談合を差配するというのは、「政官財の鉄のトライアングル」と呼ばれ、植草が陳腐な類義語を作る前から使用されていた言葉である。土建業界に限らないが。

 陰謀や癒着があるとしても、植草の根本的な誤りは、特に官僚とマスコミが、菅政権によって支配されているという、何の証拠も根拠も無い主張である。

 新聞、雑誌メディア(私はあまりテレビを見ないので)を見てみると、マスコミは、菅政権をもたたいている。小沢だろうが菅だろうが、民主党にかかわることをたたき続けている。
 確かにマスコミ、というよりジャーナリズムには、権力の暴走や腐敗を抑えるための機能が期待されているが、実際にはそれは果たされていないようだ。
 そして、今、マスコミが必死に叩いているのは、「民主党」であり、その目的は、自民党の政権返り咲きにより、自分たちが築いてきた自民党との関係を維持し、利権がほしいというものだろう。

 それに気づかず(ということは、植草およびその信者たちは、「マスゴミ」は汚らしいので読まないのだろうか?)、菅政権とマスコミが癒着していると主張する植草とその信者は、馬鹿か狂信者のどちらかであろう。
 そして、ついこの前まで自分たちが叩いていた自民党と、同じロジック、同じ材料を持って菅政権を叩いているのが、本末転倒で馬鹿に見えて仕方が無い。もはや自民党の応援団と化している。

 関西の年配の女性が運営しているらしい、植草真理教狂信者のブログでは、あろうことか、彼らが「マスゴミ」「ゴミウリ」と罵ってはばからない、「読売新聞」の記事を使って、菅政権批判を展開していたことさえある。

 結局、上記狂信者たちは、人気ブログの植草ブログに依拠して安直に記事を書き、ブログアクセスをあげて自己満足に浸っているに過ぎない。
 しかし、それは俗悪マスコミ並みにたちの悪い、真っ当な政治論議をかすませてしまう、劣悪な情報の垂れ流しに過ぎないと、私は思う。

 植草ブログがブログランキングの上位にいるのは、その主張がまっとうだからでは無いだろう。まともなブログが上位に行くなら、なぜブログランキングの上位は、低劣なレイシズムに満ちた右翼ブログに占められているのか?
 試みに、「ブログアクセス ランキング アップ」のキーワードで検索してみると良い。依頼されてブログランキングを上げる有料サービスが出てくるはずだ。
 また、そのような手を使っていないにしても、頻繁に更新し、汚い言葉や断定口調で扇情的に書かれたブログというのはアクセスが伸びる傾向がある。

 今後、事実関係を追う以外では、この問題を取り上げない。
 真っ当な小沢氏支持の人はそれでよいが、上記のような劣悪な連中に巻き込まれないことだ。

 以上
posted by ジャッカル at 10:15| Comment(2) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「悪徳ペンタゴン」は笑止千万ですが、それを
疑わせるようなマスコミの病弊はあります。関連記事をTBしておきました。
Posted by ましま at 2010年10月24日 18:00
読売新聞の馬鹿が、巷の情報を甘く見るな。
ロッキード、リクルート、そしてイタリアへ持ち出された日本債券230兆円。どれを見ても政権中枢が米国と取引した事象が在りありだろう。
Posted by ネットを読む男 at 2010年10月24日 21:13
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