2010年10月30日

近い将来の日本の最悪の様子を想像してみた。

 ここのところずっと感じているのが、日本社会の閉塞感のいっそうの強まりだ。いろいろなことが、悪いほうに向かい、それに対し、政府も企業も国民も、何の対処もできないでいる。それどころか、悪いのは××のせいだ!みたいな悪者探しばかりしていて、責任逃れに終始している感じだ。

 この調子では、ひょっとするとなるかもしれない、日本の政治・社会の最悪の様相を想像してみた。比較的近い(3年後の衆院戦前後かも)と思う。

 まず、自民党べったりのマスコミと、植草真理教狂信者たちによる、根拠は無いが声だけは大きい、菅政権批判が続く。彼らは何も対応策を出さず、ヒステリックに非難だけを続ける。
 しかし、声の大きいものの影響力というのは確かにあって、菅首相に限らず、民主党政権は今のままではジリ貧になっていくであろう。

 そして、菅もしくはその他の誰か。特に裁判が終わった後の小沢が復活してきたりしたら、政権の凋落を打開し、権力の座にしがみつくために、自民党との大連立を行うと思う。
 その際の接着剤は、憲法改定だ。

 改憲の柱は、主に2つで、1つは小沢の主張である、9条は変えないが、国連のPKFなどには積極参加する、というもの。もうひとつは、自民党の改憲素案にあった、権利の条項を増やすように見せかけて、実は基本的人権全体に大きな制約を課すというやり方である。国民投票で否決しない限り、国会ではこれらは通ってしまうだろう。

 そして、権力の座を固めた民主・自民両党は、いっそうの権力がために、比例代表区を無くし、全面小選挙区として、少数政党を抹殺するだろう。

 あとは、中国との軍拡競争に狂奔し始めて、やがては、日本はかつて来た滅びへの道を転がり落ちていくだろう。対米自立を叫ぶ、小沢信者たちが熱狂的に支持するのではないか?

 これが、当面の最悪の仮定だ。
 だが、かなりありうると思う。特に小沢が復権したら、大連立の可能性は大きくなる。

 これを、防ぐ気が本当にあるのなら、民主党政権は、前回のエントリーのような施策をスピード感をもって行わなければならないだろう。
posted by ジャッカル at 01:51| Comment(3) | TrackBack(4) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
小沢の復権はさすがにないでしょう。
私は、橋下徹や河村たかしらの極端な新自由主義が、植草一秀経由で副島隆彦の影響を受けるに至った小沢信者らの後押しもあって影響力を強めていくのではないかと恐れています。
小沢を崇拝しているのはごく一部の小沢信者だけあって、いつまで経っても超少数派のまま小沢の政治生命が終わろうとしていますが、橋下が大阪に、河村が名古屋に抱えている膨大な数の信者は、既に多数派となって地方政治を動かしていますからね。
彼らネオコン・ネオリベの台頭は、菅直人や自民党の谷垣一派なんて簡単に駆逐してしまいますよ。
でも、彼らと親和性の強い安倍晋三が復権する可能性はあるかもしれませんね。
Posted by kojitaken at 2010年10月30日 08:22
>kojitakenさま
 小沢の復権は、まだまだ流動的で、その間に何があるかわかりませんが、もし、民主・自民双方が今のまま手をこまねいていた場合、刑事裁判で勝った場合の小沢が復権する可能性は捨て切れません。
 この想定は、あくまで最悪のケースでが、小沢が復権しなくても、最近見られる、陰謀論に基づく、低知性の妄論が幅を利かせる限り、このようなシナリオになる可能性はあるでしょう。
 衆愚政治の行き着く先、です。
Posted by ジャッカル at 2010年10月30日 12:20
低知性の陰謀論だの平気で書くけれど、小沢信者やら植草やらのまき散らす言説が日本国民全体において幅を利かせている事実なんかないし、そんなの現実政治のシナリオとなんの関係もないと思う。敵(?)を憎むあまり過大評価しすぎでは?それに、別のところでも書いたのだが、あなたのアメリカ政治の観察でもあまりに一面的すぎると思うのですが、同じことが日本政治の観察についても言える気がする。

アメリカですが、たとえば茶会が低知性(嫌な言葉だなあ)と切って捨てるけれど、教育水準も収入もアメリカ平均より大分高い。どうしてこういう運動が起きるのかにさかのぼって考えないと、色々見誤ると思うのです。

だいたい、マスコミが自民党べったりなんていつの話だろう。現実には、小沢の力など落ちていくばかりで、菅政権か別の政権かはわからないが民主党政権がだらだらと続き、次の総選挙でかなりの確率で政権交代か、維持したうえで大連立というのが一番考えられると思う。
Posted by サンボレ at 2010年11月01日 16:25
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