岡田氏はこれを拒否し、基本的に、政治倫理審査会に小沢元代表を招致する議決を行う方向で調整に入っている。
はっきり言って、政局のみに関心があり、権力を手放したくない小沢のような古い政治家は、早く民主党を割るべきだ。
果たして何人がついていくか?金を握っているだけに、陣笠議員は多いだろうが、果たして党を割るほどの覚悟があるのか?
小沢は、自分が幹事長時代の鳩山政権下でのことは知らぬ顔で、前々回の参院選のときのマニフェストにもどれ、と言う「原理主義」を主張しているが、その「国民の生活が第一」と言うスローガンには賛成するが、具体的にどのように行うかの政策論をこれまで一度も語ったことは無かった。
小沢はもう民主党にとって百害あって一利も無い、過去の政治屋に過ぎない。
早く党をわって、取り巻きの右翼と陣笠たちを連れて出て行くがいい。
その上で、自民党と連立しようとするだろう。それはもう見え見えだ。
となると、何人が小沢についていくかの問題になってしまう。しかし、そうなったとしても、解散総選挙になるとは限らない。
菅首相が突っ張りぬけば、少数与党のままの政権もありうる。
組合の支持が小沢についていくとは考えにくい。政権にあることに意味があるのだから。確かに輿石参院議連会長は官公労の代表だが、民主党の票のメインは民間大企業だ。
それはそれで、「旧・民社」の害悪があるのは事実だが、連合は小沢について行かないだろう。
それで選挙を戦える議員がどれだけいるか?
私たちは、小沢と決別しなければならない。彼の業績といえるようなものは、ほとんど無い。「剛腕」の異名も、かつて自民党幹事長時代に、選挙資金として、経団連から100億円をゆすり取ったことから名づけられたあだ名に過ぎず、業績など無い。
もし、小沢に多数の衆院議員がついて新党を作り、自民党と大連立しようとするのなら、それこそ、国民の負託を得ない、烏合の衆による、小沢の傀儡政権になってしまう。
国民はそれを許してはならない。また、人数次第では、逆に菅政権が自民党に擦り寄るかもしれない。それも同じだ。
大連立だけは阻止するべきだ。国民は自分の選挙区の議員にこの意見を伝えよう。理念無き政治屋、小沢に国政を任せることはできない。また理念「だけ」の政治家の鳩山も同様だ。
民主党の若手は、金のことではなく、国民の声を考えて自らの振る舞いを決めるように求める。
以 上
でもどうしても言っておきたかった。
小沢氏はまだまだ民主党には必要と思っています。
選挙戦・数集めに長けた彼のおかげで民主党が政権与党になっているわけですし。(なんだかんだいって数は力)
今党を割って出て行っては、多くの人間が付いていき、民主が少数与党に転落すると思いますし。
『政治は義理と人情』という金言がまだまだ残っていると思うんです。
でもジャッカルさんの言うように、大連立が一番いけないでしょう。
少数派が排除される恐れがある。
(僕の気になる新人議員の一人は、『大連立は国民の声でない』と言っていたけど、その通りだと思っています。)